
2011年9月6日建設中の渋谷ヒカリエ
本日2012年4月26日、東京渋谷駅に、東急グループの複合施設「渋谷ヒカリエ」がオープンしました。当社のオフィスも渋谷(桜丘町)にあることから、さっそく行ってみたところ、興味深いことに、無料の無線LANを開放しているようです。iPod touchを開いてみると、"hikarie"というパス無しの接続先が現れます。接続してみると、メールアドレスを入力するだけで、30分無料で無線LANが使えるようです。

ニューヨークに行ったときに、街なかにこういったたぐいの無線LANがたくさんあり、感心したものです。たとえばスターバックスに行くと、1日3時間まで無料で無線LANが使えます。3時間以上使う場合は1日300円くらい払えば、もう何時間か使えたはずです。また、タイムズスクウェア、かつて日本にも進出していた化粧品のSephora(セフォラ)でも無料LANが開放されていました。


2011年3月6日ニューヨーク・タイムズスクウェアにて
このような無料Wi-Fiには、3つのメリットがあります。1つ目は、当然ですが、こういったスポットが増えることにより、純粋に街が便利になるということ。店舗で使えれば、口コミを調べたり、twitterに投稿したりできて、お店側のマーケティングにもなると思います。
2つめは旅行者にとっての貴重なインターネット接続機会であるということです。日本人として海外に旅行に行くときに感じると思いますが、携帯電話が使えない異国の地で、インターネットができないとかなり困ります。逆に考えてみると、日本に来る外国人にとっても同じことが言えます。観光を推進するならまず、無料Wi-Fiを張り巡らせるというのが、旅行者のハッピーにつながるということです。つまり、英語や中国語のログインページも必要ということですね。
3つめは、スマートフォンに移行し、増え続けるトラフィックを専用線に逃がすということです。特に、渋谷や新宿のような通信が逼迫しているターミナル駅は、基地局を増やすだけでなく、少しでもキャリアの通信を、無線LANを通じた光ファイバーなどに逃してやらないと、今年各社で何回か起きたような通信障害にもなりかねません。

2012年4月26日渋谷ヒカリエにて無料Wi-fi接続
例を挙げますが、今日のオープン記念に、ヒカリエで、

奥に、メール登録をする人がたまっているので、本来の行列が作られていない
2012年4月現在、docomo、softbank、KDDIともに無線LANを急ピッチで張り巡らせています。ただ、手続きが煩雑すぎて、使えている人がどれだけいるのかはかなり疑問です。また、他社のWi-Fiに自動接続してしまうおかげで、つながりもしないWi-Fiに切り替わってメールが受信できない問題などもあります。

2012年4月26日ヒカリエから見える渋谷の新しい風景
ですので、できるだけ店舗や施設に、無料のWi-Fiがあることが、いろいろな立場の人たちにとって、ベストな選択肢だと思います。アメリカのスタバみたいに、3時間以上は有料みたいなことで無料Wi-Fiを提供できるようなサービスが成り立てば、旅行者も、店舗も、通信キャリアも、街を歩く人々も、みんな幸せになると思います。(スタバがwi-fiで利益が上がっているのかどうかはちょっと分かりません。)

2012年4月26日渋谷ヒカリエ・11階スカイロビーにて
ともあれ、東急のヒカリエでの無料Wi-Fiの試みは、とても感動しました。今後こういう動きが、ますます広がれば良いと思います。以下はちょっとした、要望というか。
・英語や中国語、韓国語に対応したログインページを作る。
・長時間利用する人のために、有料プランを作る。
・旅行者のために、無料時間を30分からもう少し延ばしてあげる。
以下が、スクリーンショットです。東急グループのイッツコムが運営しているようです。



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